今日から新年度。新しくなる事が色々あります。

 

その1つが、成年年齢の引き下げです。

約140年ぶりに民法が改正され、これまで20歳から成人とされてきましたが、18歳以上が成人になりました。

 

これにより、18歳以上なら親の同意がなくても、１人暮らし用の部屋を借りたり、買い物の際にローンを

組んだり、様々な契約ができるようになりました。

同時に、未成年者を保護する目的の「未成年者取消権」も17歳以下しか使えなくなりました。

保険も同様で、先月まで19歳以下は親の同意なしに契約できなかった生命保険などが、18歳以上は自分の意思で

契約が可能になり、親が勝手に解約できなくなりました。

 

そして、医療保険でもう1点。

親が契約者、被保険者が子どもの場合、入院などの支払い条件を満たすと給付金請求が出来ます。

これまでは19歳以下の子どもが入院した場合、親が法定代理人として、代理請求することが出来ました。

しかし、今月からは18歳以上は本人のみが請求できることになります。お子様がいらっしゃる場合は確認することをおすすめします。

 

18歳ということは、高校生でも大人の仲間入りをすることになります。これから成人を迎える人も、回りの大人も、お互いに自覚を持たないといけませんね。